世界・全国規模の大会招致に関する提言書
11月29日(水)福山市市役所訪問し、池田圭次経済環境局長様をはじめとされる市役所の皆様へ世界・全国規模の大会招致に関する提言書を提出しました。
JCI福山は本年度、福山市の将来の飛躍と恒久的な繁栄・発展を目指して、全ての市民が幸せを実感でき、50 年先、100 年先、次世代を見据えた礎を築くために、市の特性を活かした自律的で持続的な都市づくりが必要と考えました。それに向けて私たちは、2030 年に1 万人規模の国内外からの来客を想定した世界規模の大会を招致することが必要なのか、また、現実的に開催可能なのか検討した結果、大会を招致することが必要ではあるが開催するには不足部分を補う必要があるという結論に至りました。
ハードウェアの整備
①宿泊施設の増加と質の向上【現存のホテルの拡張および新規のホテル建設の促進】【民泊施策の活用と、民泊の品質と安全基準の確立】②コンベンションセンターの整備【大規模な集客が可能な新しいコンベンションセンターの建設を検討】【既存施設の拡張や最新の設備・技術を導入してのアップグレード】の2点を提言しました。
ソフトウェアの整備
①交通インフラの強化【主要交通ハブと会場間のシャトルバスサービスの導入、鉄道やバスの時間帯の増便や、特別ルートの設定、駐車場の拡充や、大会期間中の特別な交通ルールの導入】 ②通訳ガイドの増員と研修通訳ガイドの養成学校や研修の設立、市の支援を通じての資質向上、多言語対応を持つボランティアの募集と研修】 ③PR 活動と市民の協力の呼びかけ【福山市の魅力を伝えるPR 活動の強化。観光資源や地域の文化、歴史を活用したプロモーション、市民を巻き込んだボランティア活動や、地域資源を活かしたイベントの開催】④セキュリティと健康対策の強化【一時的な警備員の増員やCCTV の増設、緊急時の医療対応体制の強化や、感染症対策の実施】の4点を提言しました。
池田局長様からは、第20回世界バラ会議福山大会2025もあり、福山市は現在MICE開催を通じて、世界へ福山市が認知、共感していただけるようハード面、ソフト面で対応できる準備はできていると提言書についても前向きな回答をいただきました。
当日は、中国新聞様・山陽新聞様が取材のため、お越しくださり、11/30中国新聞朝刊に掲載していただきました。