福山国際子どもサミット
11月16日(土)広島県民文化センターふくやまにおいて、福山国際子どもサミットを開催致しました。
福山青年会議所が4月から始めた学校訪問事業の集大成の場です。
この事業にご参加いただいた学校は、霞小学校、明王台小学校、引野小学校、有磨小学校、福山暁の星小学校の5校です。
まずは、主催者を代表して藤本理事長の挨拶からはじまりました。
第1部では、各校3回の学校訪問授業と7月23日から7月28日に開催した福山国際子どもアカデミー、そしてその後に実施した振り返り授業において学んできたことを、小学校ごとに発表していただきました。
発表の順番は、霞小学校、明王台小学校、引野小学校、有磨小学校、福山暁の星小学校です。
発表では歌や楽器、ダンスなどを使い、様々工夫を凝らした発表をしてくれました。
壇上にあがった児童たちからは緊張感も伝わってきましたが、得た経験が楽しく有意義だったという想いや感想を伝えてくれました。
第2部では、「これからの国際社会で私たちにできること」をテーマに、福山大学人間文化学部人間文化学科教授・教育学博士 小原友行氏にご講演いただきました。
尾道出身の小原氏は、高知大学・広島大学の教育学部で約40年の間教鞭を振るった経験や、アメリカと日本の子どもがグローバル・パートナーシップを結ぶための教材作りを行う広島大学グローバル・パートナーシップ・スクールセンター(GPSC)の代表を務められ経験をお持ちです。
講演では、日本が鎖国していた時代に渡米したジョン・万次郎など、母国と他国の架け橋となり活躍した偉人の話を中心に、福山青年会議所が目指す、学校訪問授業を通じて未来を担う子どもたちが、自分の住み暮らす地域に誇りを持ち、自ら考え、行動できる真の国際人になるために大切なことをお話いただきました。
最後は真の国際人育成委員会の髙橋委員長から挨拶させていただき、福山国際子どもサミットは閉幕となりました。
この事業に参加していただいた5校の児童の皆様、学校関係者、保護者の皆様、本当にご理解・ご協力いただきまして誠にありがとうございました。