一般社団法人 福山青年会議所

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2022.12.17 まちづくり

広島サミットについての講演会に参加してきました

タイトルの通り、広島国際会議場にて12月6日(火)に行われた講演会に参加して参りました。

湯﨑知事の挨拶から始まり、ご講演いただいたのは池上彰様!

週間子どもニュース世代の私としてはテンションが上がります!!

「広島サミットの役割と意義」について講演いただきました。相変わらず分かり易いお話と、豊富な知識に感動しました。

核をちらつかせるこの時代にこそ広島でサミットをする価値がある、とおっしゃられ…

なるほど…確かにその通りだなと。この一言はいまの現状では重たい一言。サミットを理由に平和について考えていきたいものです。


 

しかし!

私がこの講演会に参加したの本当の理由は池上彰様ではないのです…

 

なんと、我らが直前理事長、宇田貴美君がパネルディスカッションに登壇されたのです!!

(講演中は撮影禁止につき雄姿は脳内にしか収められておりません…)

パネラーの方からJCI福山の直前理事長として紹介を受け登壇されました!

直前理事長って一般の方聞いて分かるだろうかと少し心配でしたが20歳から40歳までが所属できるまちづくり団体の理事長をしていた、と本人から自己紹介があり会場の皆さまにもきっと伝わったことと思います。大きく項目を分けると3つの話題を展開されました。

 

・福山子ども国際サミットについて…2015年に事業として行われたことについて触れ、「サミットは決して首脳陣の集まりではなく、地域や皆で作るもの」という考え方。一人ひとり参加することが大事であって決して他人事ではない。サミットが広島であるんだって、という言葉をだすだけで空気感を創っていく。

 

・ばらのまち福山について…広島といえば、広島市、平和講演、原子爆弾の被爆国。となりますが、福山も空襲で焼け野原になった歴史がある。心に潤いをもつため、市民一人ひとりが薔薇を自分達で植え始めたことがきっかけで今では100万本のばらのまち。地域の花壇としてボランティアで薔薇を植えている。2018,2019と福山ばら祭実行委員長を歴任され、今まで福山に住んでいても薔薇に注意をとめることはなかったが経験から多くの人に薔薇を見て欲しいと思う様に。たくさんの薔薇がとても尊いものだと気づき当事者意識の大切さを感じた。

 

・広域連携について…サミットには首脳陣だけではなく、警備やスタッフなど何万人もの方が関わっている。それだけの人々が広島に宿泊される、他の市町村を巻き込んだ展開が出来るはず。福山ばら祭実行委員長のときにばらのアーチを平和公園に持ってくることができた経験から、広域連携は可能だと実感。滞在時間を増やして広島全体で潤っていくことも必要でそういった意味でもサミットには期待。令和の大府政によって再建された築城400年の福山城も是非見に来て欲しい。

 

そして最後に家庭や職場でサミットについて話をして欲しい。そうすることでサミットが自分ごとになる。多島美の美しさも福山の魅力であると伝えていきたい、として講演の締めとなりました。

池上彰様、ファン・デル・ドゥース瑠璃様(広島大学平和センター准教授)、西尾新様(一般社団法人志摩氏観光協会会長)そして我らが宇田貴美くんの4名での1時間30分にも及ぶパネルディスカッションでしたが、あっという間に終わってしまいました。

しかし、改めてこんな場で堂々とお話をされて、単純にすごいな、という感想でした。本人の素養、努力はもちろんですがこういった場に出る事ができるようになる可能性、成長できる可能性…JCってやっぱりすごいなぁ。と思った一日でした。

 

そして直前理事長のおっしゃった、家庭や職場でサミットの話題を出す、それがサミットを創る。サミットは経済活動と捉えてもとても貴重な機会。そう考えると私たちが一人ひとり小さなアクションでも大きなインパクトを産み出す可能性がある。これこそが運動であってまちづくりは身近な一歩から、と改めて実感いたしました。

 

宇田直前理事長、貴重な機会をいただきありがとうございます。

お疲れ様でした!

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